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先日、カリスマ販売員と呼ばれている方の講演会に行ってまいりました。
今回はこの講演についてご報告いたします。
どの世界にも“カリスマ”と呼ばれている方がいらっしゃいます。
そういう方の書いた本を読んだりお話を聞いたりしますと「すごいなぁ、
いい話だった」といつもは感心して終わってしまう私なのですが、
今回の“カリスマ販売員”の方のお話からは同じ販売員として
全くカリスマではない私でも“カリスマ”になれるためのヒントを1つでも
学ばせていただこうという目的を持って講座に臨みました。
講師の齊藤泉さんは400名しか乗っていない山形新幹線で187個の駅弁を販売するなど数々の驚異的な販売記録を持ち
「後ろにも目が付いているのでは」と言われるくらいにお客様のことを
よく見ているからこそ出来るきめ細かなサービスとお客様のニーズを敏感に
察知する判断力で“カリスマ・アテンダント”としてテレビや新聞などで
多数紹介され、講演にも引っ張りだこというスゴイ方なのです。
私のように自営業ということで普段、比較的好き勝手に仕事や
その他の活動をしていますと、お客様への営業活動と同じくらい真剣に
やらなければならないことがございます。
それは何かといいますと“家庭内営業”または “家庭内接待”というもので
ありまして、何をするのかといいますといつも何かとお世話になっている
家族に楽しんでもらうため私が家族を旅行にお連れするのです。
この夏は2日間の日程で初日は娘のためにサファリパークと遊園地、
2日目は奥さんに御満足いただくためアウトレットにと旅行会社の添乗員の
ようにかいがいしく行程を綿密に組んで御殿場へと向かったのでした。
講演会に行く前に齊藤先生の著書「また あなたから買いたい」を
藤沢駅の本屋さんで買って読みました。
表紙の写真では齊藤先生はおとなしそうなお嬢さんという感じの方です。
この方がなぜ“カリスマ販売員”と呼ばれているのかとページをパラパラめくりますと、さすがカリスマ、いいことがたくさん書いてあります。 例えば 
・お客様のニーズをつかみ、満たす。
・お客様との距離を縮めるために車内を7往復する。
・お客様のニーズを引き出す「二言目」を添える。
・プラスアルファ得した気分をどう与えるかを考える。

この本を読んだだけで私も“カリスマ販売員”になったような気になりました。

齊藤先生の講演テーマは「カリスマ販売員の目配り、気配り、心配り」です。
本で見たとおりの穏やかな笑みを浮かべつつ齊藤先生が入場してきました。
まもなく米沢牛のお弁当を187個売る秘訣が明かされるのです。
齊藤先生が入場の際、私の横をゆっくり通るとき
「ビールとお弁当ください」と冗談を言おうかと一瞬思ったのですが、
それを言わなくて本当によかったと心から思いました。
講義が始まった途端、齊藤先生は突然何かが乗り移ったかのように迫力のある
お顔と声になったのです。“カリスマ講師”に変身してしまったのです。
万一私語でもしようものなら「とっとと帰れー」とつまみ出されそうです。
ましてくだらない冗談など言った日には・・想像すると恐ろしいです。
齊藤先生は新幹線で偶然乗り合わせたお客様とは一瞬の出会いだからこそ、
もう二度と会わないからこそ、心を込めてサービスするのだそうです。
「もし自分だったらどうされたら気分がいいか」、
「いかにしたらお客様に満足してもらえるか」を常に考えているそうです。
そして齊藤先生から学んだことは“準備”でした。
新幹線が発車する1時間以上前からその日売る商品の向きを変えたり、
きれいにワゴンに積んだりと様々な工夫と準備をしていらっしゃるのです。
野球界のカリスマ、イチロー選手も準備を怠りません。
誰よりも早くグランドに入り、誰よりも念入りに準備運動や身支度をすることがあのヒット量産につながっているのです。

ついに私が“カリスマ販売員”になるにはどうすればいいのか?
その答え、秘策が見つかりました。 
それは“準備”です。
私も明日からきちんと準備をして仕事に臨むのです。
と一人興奮していると近くで幼稚園児の娘が何かガサゴソやっています。
「何してるの?」と聞くと「あしたのじゅんび」だそうです。
いつかこの日が来ると思っていましたが早くも娘に先を越されていたのです。
奥さんや幼稚園の先生方の“躾”に感謝しつつ私も十分な準備をして
いかにお客様に気持ちよく、御満足いただいてお買いものをしていただけるかについて深く深く考え続けていこうと思いました。
今回カリスマ販売員になるために大切なことは販売のテクニックではなく、
人間性といいますか「心の態度」をきちんとすることなのだと学びました。

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