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立春を過ぎ次第に暖かくなって・・きません。寒い日が続きます。
お忙しい毎日をお過ごしかと思いますが皆さんいかがお過ごしですか?
先日、東京の浅草で開かれた文具の見本市に行ってまいりました。
大変なにぎわいを見せた見本市でしたが、それ以上に私の心を捉えたのは
近所にある遊園地「花やしき」でした。
今回は私が行きました「花やしき」についてご報告いたします。


ご存知の方も多いかと思いますが「花やしき」は東京の浅草寺近くにある日本最古の遊園地でありまして、
決して広いとは言えない敷地に昔ながらの観覧車、メリーゴーランド、遊覧船そしてジェットコースターまである
レトロな雰囲気漂う遊園地なのです。
本来、その日は文具の見本市を見るために家族で浅草まで行ったのです。
ところが午前中、見本市の会場は大変込み合っておりまして、
とても幼稚園児の娘や親戚のあやちゃんが楽しめるものではありませんでした。
そのため私達はしばらく時間をつぶしに「花やしき」に行くことにしたのです。
「花やしき」の入り口にお客さんらしき人はほとんどいません。
その日は休みか、あるいは噂されていた閉園になったのかと思ったのですが
10時になるとのんびり開園し、パラパラ人が集まってきました。
「花やしき」に行列は無いようです。
この点が早朝から行列するディズニーランドとの大きな違いです。
それ以上に違うのは園内の風景です。
まるで昭和40~50年代に戻ってしまったのではないかと錯覚するほど
昔ながらの遊園地の風景がそこにはありました。
今は無き「横浜ドリームランド」や「向ヶ丘遊園」を思い出します。
ここにはミッキーやプーさんもいなければパレードもありません。
心地良く流れる音楽に誘われて、まずはメリーゴーランドの白馬に乗り、
ゴージャスな雰囲気を楽しみました。
次にアヒル型、いえ、よく見ると白鳥です、白鳥型の遊覧船にも乗りました。
浅草で思いがけず優雅に白鳥の湖を堪能することが出来たのです。
続いては観覧車です。高さは5メートルくらいでしょうか。
「一体、何を観覧できるんだ」という高さですが園内は十分見渡せます。
途中で反対に回ったり、突然スピードが速くなったりと、
お台場などにある大観覧車では、とてもあり得ないことが次々に起こります。
と、そこに悲鳴が突然聞こえてきました。

観覧車のすぐそばを「花やしき」名物のジェットコースターが通ったのです。
私はこの小規模コースターに一瞬で心を奪われました。
ぜひ皆で乗りたかったのですが年齢、身長に制限のある乗り物ですので
子供達は乗れません。大人は誰も乗りたがりません。
結局、私一人が乗ることになり、数人を乗せたコースターは発車しました。
最高速度42キロと聞いて甘く見ていたのですが想像以上のスピード感です。
とても昭和28年に出来たものとは思えません。
途中で壊れないか心配になりますので、それを考えるのはやめました。
浅草の下町情緒あふれる街中を猛スピードで駆け抜け、終盤には銭湯や民家に突入したにもかかわらず無事帰ってくることが出来ました。


このように「花やしき」は最新のハイテク満載の遊園地ではありません。
その「花やしき」がなぜ長きに渡って多くの人を魅了し続けるのでしょうか?
その理由はやはり“独自性”に尽きると思いました。
“浅草寺”という世界的な観光名所のすぐそばにあり、しかも昔ながらの浅草の雰囲気とゴチャゴチャした空間を持つ遊園地は他にありません。
浅草の下町文化を凝縮したような遊園地をまるで江戸前寿司を軽くつまむような手軽さで楽しめる
、これが「花やしき」最大の魅力と見ました。
ぜひ「花やしき」には長く続いてもらい独自の遊園地文化を守っていただきたいものです。
ということを考えつつ「花やしき」を後にし文具見本市へと向かうとき、
浅草寺を見た後、うっかり「花やしき」に入ってしまったと思われる
海外からの旅行者を何人か見ました。
「花やしき」は彼らの心をも打つことが出来るのでしょうか?

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