明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
正月はテレビで駅伝を見たり凧あげをするなどしてのんびり過ごしました。
皆さんのお正月はいかがでしたでしょうか。
昨年12月にここ数年恒例のサンタクロースになってまいりました。
今回はこのときの話をご報告いたします。
暮れに4歳になった私の娘もクリスマスが近づきますと「サンタさん来てくれるかな」とサンタの動向が気になるようでした。この時期、私にもサンタさんから受ける恩恵がございます。
それは娘が言うことを聞かないとき「サンタさん来ないよ」とつぶやくだけでおとなしくなることです。
サンタさんの名前を出すことは水戸黄門の印籠と同じように極めて強力な効果があります。
この効果をいつまでも持続させたいものです。
おそらく私扮するサンタクロースがお伺いする保育園さんの園児さん達も娘と同じ不安を抱えながら
サンタクロースを心待ちにしていることでしょう。
したがいまして私には子供達の期待に応えるため真剣にサンタクロースになりきる努力が必要になるのです。
今回ご依頼いただいたクリスマス会で私が立てたサンタとしての目標は
“サンタさんに会うことで子供達にハッピーな気持ちになっていただく。”というものです。
できれば期待を満たすだけでなく期待を超える体験をしていただきたい。
そのような目標を持ってクリスマス会に臨みました。

私がお客様のところで毎回感心するのはクリスマス会でとても上手に園児さん達を楽しませていらっしゃるということです。
今回、サンタを演じながらお客様のクリスマス会には子供達に感動を与える5つの“秘訣”と申しますか要素があることを発見しました。
その5つを簡単にご紹介しますと
1つ目は入念な準備です。
衣装、飾りつけ、台本などの準備に先生方は時間とエネルギーを費やします。
その2 期待を高めることです。
サンタさんが来ると予告することで園児さんの期待、ワクワク感を高めます。
その3 驚きです。
ベランダから突如サンタが表れました。子供達は驚き、次の瞬間喜びます。
その4 夢のあるシーンです。
待ちに待ったサンタさんとの会話やプレゼントをもらう瞬間は子供達にとって夢のような時間なのかもしれません。皆、目をキラキラさせていました。ここでの失敗は許されません。私は冷や汗ものでした。
その5 サンタの感動的な旅立ちです。
サンタさんのようなスーパースターは颯爽と去っていくのがよく似合います。
しかし西部劇「シェーン」のラストシーン「シェーン、カンバーック」
のように「サンタさーん、また来てねーっ」と声がかかります。
感激のあまり私はその場から立ち去ることが出来なくなりそうでした。
人生とは出会いと別れの繰り返しであるとサンタさんは教えてくれるのです。

上記の5つの感動を呼ぶ要素を盛り込んだクリスマス会で園児さん一人一人に無事プレゼントを渡すことができました。今年はサンタの付けヒゲを引っ張るような元気過ぎる子は現れませんでした。
サンタが当初立てた目標どおり園児さん達の心をガッチリつかみ
ハッピーな気持ちになっていただいたかどうかはよくわかりません。しかし、
私の方はたくさんの園児さんから「ありがとう」と言われ、その後しばらくは期待を超えるほどハッピーな気持ちでいることが出来ました。
何よりも素晴らしいクリスマスプレゼントをいただいたのです。
また先生方が園児さん達のために用意した丁寧で真心のこもったクリスマス会を見て私もお客様へのサービスということについて深く考えさせられました。
お客様そしてサンタさんから教わることは多すぎます。大変勉強になりました。
「私にはサンタさんが来たけどパパには来なかったね。」とクリスマスの朝“プリキュア”のおもちゃを手に勝ち誇ったように言う娘の所にもサンタさんは来てくれたようです。 「いい子にしてないとサンタさんがプレゼント持って帰っちゃうよ」と私はしばらくつぶやき続けることにしました。