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先日、ある新聞記者の方から電話がありました。
取材をしたいというのです。今回はこのときの話をご報告いたします。
取材に限らず何事にも事前の準備が重要なのだということを
この一件で改めて学びました。
私が外出中のことでした。会社に新聞記者さんから何度か電話があり、その後FAXで「学用品の変化」について話を聞かせて欲しいとのことでした。
この記者さんは今の子供達が使う学用品が親世代の馴染んでいたものに比べて大きく変化してきていることについて調べているうちに太く短い鉛筆というものがあることに注目したそうなのです。
そして太く短い鉛筆「おけいこ鉛筆」を販売している私共のホームページ <http://www.yuzabun.com>を見て連絡をしてくれたのでした。
この「おけいこ鉛筆」とは普通の鉛筆に比べてかなり太い3角形の軸の鉛筆で初めて鉛筆を持つ2歳くらいの子供でも楽に握れるうえ正しい鉛筆の持ち方まで憶えられてしまうという知る人ぞ知る画期的な鉛筆でありましてうちの娘も使っていますがやはり書きやすいのでしょうか我が家の床や壁には鉛筆での落書きが増えて多少困惑しております。
「おけいこ鉛筆」に注目するとはさすがN経新聞、いいところに目を付けます。
と感心しながらも取材と聞いて当初“燃える文具パパがんばる”なんていう記事になり「コピー用紙を10箱位持ち上げながらウオーと叫んでください」などと頼まれるのではないかと思っていたのですが、
そうではないようなので残念、いえ、安心いたしました。
そこに1本の電話が鳴りました。記者さんからの電話です。
「おけいこ鉛筆」について話を聞かせてほしいといきなりの電話取材です。
トレンチコートを着て耳に鉛筆を差した記者さんがやってくるのだとばかり思っていた私は気持ちの準備が出来ていません。
記者さんを相手に「おけいこ鉛筆」について3時間くらい口から泡を飛ばしながら熱っぽくお話が
出来・・ませんでした。
知ったかぶりやいいかげんなことをお話するわけにはいきませんのでいろいろ考えながら話をしようとすると
かえって何も話せなくなるものです。
結局、沈黙がやたらに多い10分ほどの電話になってしまい「おけいこ鉛筆」を十分に紹介しきれませんでした。
こうして“不完全燃焼”な電話取材を終えたのですが、記事が出来ましたら連絡しますと言ってくれた記者さんからの連絡は、いまだにありません。
最近、映画や本その他の商品、サービスでも「こんなのがウケるの?」と思われたものがマスコミで取り上げられたことで大ヒットした例があります。
私がその良さを十分お伝えしなかったために「おけいこ鉛筆」が大ヒット商品になるチャンスを逃してしまったのだとしたら「おけいこ鉛筆」とそれを必要としていた子供達には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
皆さんはとても価値のあるお仕事をしていらっしゃる方ばかりですので皆さんのところにもいつ取材の依頼があるかわかりません。
実際、すでに多くのお客様がテレビ、ラジオ、新聞などで、そのご活躍を紹介されています。
そのような皆様に取材の際の心構えをお話するのは恐れ多いのですが取材に限らず準備していないことはうまくいかないということを今回痛感いたしました。
ぜひ皆さんには普段から十分な準備をしていただき、
機会がありましたらお持ちの
“価値あること”を世の中のためにお伝えいただければと思います。