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あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は元旦の朝6時45分に自宅のベランダに立ち、
オレンジ色に輝きながら東の空に力強く昇る
2008年の初日の出に皆さんの明るい未来を祈りました。
2008年、明るい年に致しましょう!
と朝8時頃までは私も朝日のように燃えていたのですが、
その後は良く言えばのんびり、言い換えればダラダラと
過ごしてしまったせいか
「また来月くらいにお正月来ないかなぁ」といつまでも正月気分から抜け出せなかったのでありました。 
皆さんのお正月はいかがでしたでしょうか?


話は少しさかのぼりまして昨年12月のことです。
その頃、私は声をかけてくださったお客様の幼稚園、保育園にサンタクロースの衣装を持って出かけて行き、数百人の園児さんにクリスマスプレゼントをお渡しするという旅芸人のような慌しい日々を送っておりました。
そんな中、本物の旅のプロである冒険家、安東浩正さんのお話を聞く機会があったのです。 今回はそのときの話をご報告いたします。

安東浩正さんのことを皆さんご存知でしょうか?
安藤さんは気温がマイナス60℃にもなる真冬のシベリア15000kmを
たった一人で8ヶ月かけて自転車で横断したりチベットやアラスカなど普通の人には近づくことも難しい地域で冒険活動をして「植村直己冒険賞」を受賞した、とても有名な冒険家の方でテレビやラジオにも時々出演されているので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
私は安東さんの姿は拝見したことがなかったのですがラジオでのお話やアウトドア雑誌のコラムを読んで、何てすごい人だ、ぜひ、この人の話を聞いてみたいとかねてより思っておりました。
そこへお客様でもある藤沢市青少年協会さんが主催する安東さんの講演会があることを新聞記事で知り、年末を前に緩んだ自分に安東さんの“喝”を入れていただこうと会場である藤沢市労働会館まで出かけて行ったのです。

全身が毛で覆われ、顔中のヒゲを掻き分けながら話をするシベリア帰りの筋肉ムキムキな大男が目の前に現われることを覚悟していたのですが目の前に現れた安東さんは正月に箱根を走っていた駅伝選手のようにスマートな方で童顔に人懐っこい笑顔を浮かべながら話をする顔にヒゲは無く私の想像していた、いかつい姿とは、大きく違っておりました。

講演のテーマは「不可能はいつか可能になる」という大変勇気づけられるもので高校生の頃に「植村直己物語」という映画を観て冒険家を志した安東さんが厳しい自然と自分の限界への挑戦を一歩一歩繰り返しているうちに当初、不可能だと思われた自転車でのシベリア横断をも成し遂げることができたというお話を中心に冒険や大自然、現地で出会った人達との交流をさわやかに、ときに熱く語ってくれました。

“冬のシベリア”といいますと凍った空気がダイヤモンドのようにきらめき、オーロラが夜空に舞う幻想的で美しいイメージがあります。
森進一さんの歌「冬のリビエラ」にも響きが似て詩的でロマンチックです。
しかし、その一方、気温がマイナス60℃になるほどの寒さの中で吹き荒れるブリザードや白くまの襲撃、氷河の割れ目が落とし穴のようにある危険極まりない場所でもあります。
安東さんはなぜ、このような危険がいっぱいの冒険を続けるのでしょうか?

簡単に答えるのが難しいようでしたが安東さんによると冒険家が冒険をするのに理由はなく、ただ「未知の領域を探して見てみたい」という“ロマン”が安東さんを冒険の旅に駆り立てているのだそうです。
「かっこいい・・・」私はしびれました。
“ロマン”これはぜひ私も今後、様々な場面で使いたいすばらしい言葉です。
いずれ娘に「パパ、人生とは何?」と聞かれたら「お前、いいこと聞くなぁ」と遠くを見つめて目を潤ませ「それはロマンだよ。」
「何で勉強するの?」
「深いなぁ、それはロマンのためだよ」と家庭でも万能に使えます。
奥さんにはあきれられるかもしれませんが娘からは尊敬されそうです。
ただし、お客様から「ユザワさん、注文した商品がまだ届かないんだけど」というお問い合わせが
あったときに「お客様、それがロマンなんです。」とは決して申しませんのでご安心ください。

話がそれましたが今回、とてもスケールの大きな話を聞くことができ、会場を出た私は来たときの何倍も元気になっていました。
私もシベリアまで自転車で行こうかと一瞬思った程だったのですが、すぐに自分が寒さに弱いことを思い出し、やはり自分の役割は私共の商品をお使いいただくことでお客様の“日々の冒険”を応援することなのだと改めて思い至ったのです。
お客様がお仕事の山に埋もれて“遭難”しそうになったときに私共の商品が脱出をお手伝いできれば・・・これも“ロマン”ですね。

☆とても参考になる講演会を開いてくださったうえ展示してある遊牧民の衣装を触らせてくださいとか安東さんと写真を撮らせてくださいなどという私の図々しいお願いに笑顔で対応してくださいました藤沢市青少年協会の皆様、本当にありがとうございました。

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